REPAINT自動車センターコンソールの塗装(グレー艶消し塗装)
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お客様の要望
自動車のインパネ3点をグレーの艶消しで、塗装願います。- 
■センターコンソールの塗装(艶消しグレー) NO.1 2015/5/18ルノーのセンターコンソール3点をグレーの艶消しに塗装してほしいという事で
 3点送られてきました。
 
 センターコンソールの場合、素材的にプラスチックが多く、塗装した場合
 塗料の溶剤に侵されてしまうことがあり、正直試して見ないとわからないという
 少々厄介な素材でもあります。
 
 そのこともお客様には理解していただいた上での塗装となりました。 
 写真1
 
 写真2
 
 10(主液):1(硬化剤):7(薄め液夏用)の混合比です。
 主液は50ml硬化剤5ml薄め液夏用35ml 合計85mlで3枚ピッタリ吹けるぐらいでした。
 一回目は素材が溶剤に反応して溶けてしまう可能性があったため、少々あっさり目に吹いて行きました。
 
 2日じっくり乾燥させて、ウレタンサフェーサーを2回目吹きました。
 一回目のサフェーサーでしっかり塗膜ができたので、2回目は溶剤に侵されることはありません。
 
 そして研磨です。
 
 素材の下地を出さないように丁寧且つ確実にペーパーを当てていきます。
 ※布ペーパー#400→#600 (写真2)
 あて方は、全体がペーパーによって、白く粉が出るまで砥いでいきます。
 写真2
 
 ※使用スプレーガン:明治FM2−G0.5(平吹きタイプ)
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センターコンソールの塗装(艶消しグレー) NO.1 2015/5/25ペーパーを綺麗に当てたので、今日は色合わせです。
 
 見本の「吸い殻入れ」を見ながら、黒とホワイトを混ぜながら少しずつ色を合わせていきます。
 色合わせのコツですが、今回の仕上がりは艶消しなので、吹いた時の濡れ色の(艶が出ている)状態で合わせるときは
 ちょっと見本より色目が薄いかな・・・って感じで止めておくと、艶が引けると、ちょっとだけ暗っぽくなり、ピッタリと合うことが多いです。
 艶消し調色の場合「ちょっと色目が薄いかな?」が、調色のキモ!となります。
 
 という事で、手板に塗って乾燥させました! 
 写真1
 
 
 塗料は、艶消しマッドカラーを使用
 この塗料はウレタンなので、対候性・耐溶剤性にも強い塗料ですので、ヘルメットや自転車のフレームなど外で使用するような素材の塗装には最適な塗料です。
 また最初から艶消し樹脂が含まれているため、あとから艶消し剤を吹かなくても、吹いただけで艶が消えて行く優れもの。
 
 さ〜調色開始です。
 艶消しブラックをメインに少々艶消しホワイト混ぜて完成!(写真1)
 5(主液):1(硬化剤):3(薄め液夏用)
 主液50ml硬化剤10ml薄め液夏用30ml 合計90ml で3個すべて吹けました。
 
 使用スプレーガン:明治FM2−G0.5(平吹きタイプ)
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センターコンソールの塗装(艶消しグレー) NO.1 2015/6/4数日間じっくり自然乾燥させて完成〜〜
 
 ○○ご依頼ありがとうございました。
 またのご来店お待ち申し上げます。

























 
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                      