REPAINTインナーパネルのつや消し(マッド塗装)
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※電話でのリペイント見積もり依頼は、受け付けておりません。
お客様の要望
今年の2月に塗装をお願いしました○○と申します。その時のパネルと同一の材質で、数量はパネル1枚とインナードアハンドル(2分割可)左右です。
色についても前回の色と同様でお願いします。
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■インナーパネル つや消し塗装(マッド塗装) NO.1 2013/11/11
今日からインナーパネルの塗装スタートです。
ABS樹脂の種類によっては、溶剤に侵されてしまう素材がありますので、
再塗装可能かは、使用する溶剤等で擦って溶けなければ、塗装可能という事になります。
写真1
写真2
写真2
綺麗に調整が出来たら、ウレタンサフェーサーを吹いていきます。
ウレタンサフェーサーは 主液100mlあればすべてのパーツを吹くことができました。
10(主液):1(硬化剤):7(薄め液冬用)の混合比で吹いていきます。
この作業は下地がPP素材なので、溶剤による素材の溶けを防ぐ役目があります。
写真3
写真4
よ〜し下地処理はこれでOKです。 -
■インナーパネル つや消し塗装(マッド塗装) NO.2 2013/11/12
今日は、ペーパーあてとウレタン調色を行います。
写真を撮るの忘れてしまいましたが、#600のペーパーでウレタンサフェーサーを研磨していきます。
この作業は、サフェーサーとウレタンエナメルの密着をよくする役目と、サフェーサーについたブツを研磨する役目です。
写真1
最終的に艶を消すと全体的に暗っぽく見えるので、見本より若干明るめに調色を行います。
バッチリ調色OK!
主液100mlあればで十分です。
パーツ5点は十分吹けます。
写真2
写真3
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■インナーパネル つや消し塗装(マッド塗装) NO.3 2013/11/13
昨日より乾燥室で50℃ 6時間ほど乾燥させました。
通常乾燥でも翌日作業には問題はありませんが、一応強制乾燥させました。
そこで今日は艶消し(マット)塗料を 塗装します。
今回使用する艶消し塗料は屋外でも使用できる対候性のある、優れもの。
写真1
写真2
今回のマット塗料は5:1タイプなので
5(主液):1(硬化剤):2(薄め液冬用)の基本的な混合比で吹いていきます。
という事は、主液100mlの場合 硬化剤20ml 薄め液40ml 混合合計量は160mlという事になります。
写真1・2
仕様スプレーガン:明治FーZERO Type T を使用し、一番吹きずらい箇所から吹いていきます。
最初は濡れ色で、艶があるため「あれ?」と思いますが、数分〜数十分経つと自然と艶が下引けてきます。
さ〜これで最終工程は終わりです。
じっくり乾燥させて完成となります。
完成間近!! -
■インナーパネル つや消し塗装(マッド塗装) NO.4 2013/11/22
先日吹いた艶消し(マット)塗料をじっくり乾燥させました。
乾燥室にも数日入れたので
完全乾燥させて完成です!!
○○さま
大変お待たせいたしました。
インターパネル塗装が完成しました。