REPAINTキス竿塗装 (マジョーラエベレスト)
おもしろ塗装工房は各種製品のリペイント・再塗装を承ります。お申込みはこちらから
※電話でのリペイント見積もり依頼は、受け付けておりません。
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2013.10.14 Monday
キス竿(3本つなぎ)のリペイント依頼です。
マジョーラエベレストで塗装してほしいということで
ご依頼を受けました。
ペーパーもしっかりあてていただきました。
確認の意味で、こちらでもペーパーを当てながら
問題個所がないかを確認していきます。
今日からリペイントスタートです。 -
2013.10.16 Wednesday
昨日、綺麗にペーパーを当て、
極力凸凹をなくしてほしいとのことでしたので
#320〜#600にてペーパーを当てました。
今日はウレタンホワイト吹きを行います。
この作業は、マジョーラエベレストを吹くための下地剤になります。
ウレタンホワイトを使用
混合比 10(主液):1(硬化剤):7(薄め液)の混合比で吹いていきます。
今回は主液50ml硬化剤5ml薄め液(夏用35ml)
合計量90mlで3本吹くことが出来ました。
今回使用したウレタン(エナメル)塗料は粘りがあるため
ロッドのようにしなったりしても、塗料が割れることはありません。
だからと言って柔らすぎるわけでもありません。
硬度でいうとH〜2H一般的なウレタン塗料の硬度と同じ硬度になっています。
使用スプレーガン:明治FM2−G0.5(平吹きタイプ)にて
吹いていきます。
写真1
ロッドを回転させながら、確実に吹けているかを確認しながら吹いていきます。
スプレーガン
写真2
今回はロッドとスプレーガンとの距離は10cm以内で吹いています。
この距離をそれ以上離してしまうと、塗料ミストが付着する前に乾いてしまい。
サメ肌(ざらざら)の状態になってしまうんです。
なので、このような長いものや大きなものを吹くときはできる限り乾燥を遅くさせるために
夏用薄め液を使用して、塗膜を馴染ませたほうが綺麗な肌になりやすいです。
たかが薄め液・されど薄め液 薄め液はとっても重要な役目を果たします。 -
2013.10.18 Friday
先日塗ったウレタンホワイト
写真1
足付け作業#1000〜2000の耐水ペーパーで
軽く足付けします。
写真2
ピンクパールっぽく演出する塗料です。
マジョーラ原液は粘度が高いため
私の場合4〜5倍に希釈して使用しています。
販売量の8mlでしたら、今回は4倍希釈し 約32mlにして吹いていきます。
使用スプレーガン:明治FM2−G0.5(平吹きタイプ)
一番先端部分からロッドを回転させながら吹いていきます。
確実にマジョーラが吹けているか目で目視しながら吹いていきます。
写真3
写真3
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2013.10.21 Monday
今日はウレタンクリヤーを吹きたいと思います。
ウレタンクリヤー10(主液):1(硬化剤):7(薄め液夏用)の混合比で作ります。
薄め液は今の時期でも夏用でOK、特に大きなものや長いものを吹くときに
夏用で乾燥を遅くした方が、吹き肌が綺麗に仕上がるからです。
写真1
写真2
ん〜〜〜マジョーラが写真では綺麗に演出できない。
残念です。
でも現物を見ると綺麗ですよ! -
2013.10.28 Monday
先日吹いた、ウレタンクリアーをじっくり乾燥させたので
今日は2度目のクリヤー塗装を行いたいと思います。
その前に、#1000の耐水ペーパーで足付け作業です。
写真1
塗装時に着いたブツやホコリを研磨することによって
平らにする意味も含まれています。
ウレタンクリアー10(主液):1(硬化剤):7(夏用薄め液)
今日は主液100mlで3本吹くことが出来ました。
写真2
今日は明治F−ZERO Type T を使用しています。
今日はたっぷり目にクリアーを乗せたかったからです。
本来でしたら
明治FM2−G0.5(平吹きタイプ)でもOKです。
クリアーの吹き方はまず吹き面をしっかりと目で見ながら吹いていくこと
塗料の乗り具合や吹き残しなどがないかを、蛍光灯の反射を利用して
色々向きを変えたり回したりしながら塗布面を確認していきます。
3本確実にクリアーを吹いて・・・
よし!!最終工程のクリアー吹きが終わりました。
完成間近!! -
2013.11.06 Wednesday
今日は、磨き作業を行います。
先週じっくり乾燥させたのですでに完全乾燥しています。
磨き用コンパウンドを
ウエスにて磨いていきます(写真1)
写真1
この小口部分もしっかりと吹きました。
完成〜〜
写真2
写真3
イイ感じに仕上がっています。
〇〇さま
大変お待たせいたしました。
ロッド完成いたしました。
このロッドでたくさんのキスを釣ってくださいませ。
ご依頼ありがとうございました。