REPAINT石鯛竿の再塗装
おもしろ塗装工房は各種製品のリペイント・再塗装を承ります。お申込みはこちらから
※電話でのリペイント見積もり依頼は、受け付けておりません。
お客様の要望
石鯛竿のリペイントをお願いしたい。メタリックレッドへリペイント希望(血の色)-
●本日の塗装屋ドットコム 2007/11/27
石鯛竿のリペイント01
今回のお客様は、お友達のロットを譲っていただき
新たに命を吹きかけようと、思っていらっしゃるようです。
このブランクがなかなか無いそうですよ!
食い込みが良い、やっこいロットのようです。
まず塗装しない箇所をマスキングしていきます。(写真左上)
マスキングは、ガイドを外した時に残った凸凹を荒め(#240)のペーパーで研磨していきます。(写真右上)
密着剤を吹いた後、メタリックを吹き。メタリック吹きは意外と難しく
メタリックを立てて吹く吹き方をします。
ようはぎらぎら感をより目立たせる吹き方です。
(写真中央左)
石突きも同様塗装して欲しいとのこと。塗らなくて良い箇所をマスキングしています(写真左下) -
●本日の塗装屋ドットコム 2007/12/3
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●本日の塗装屋ドットコム 2007/12/4
石鯛竿のリペイント03
石突きの色合わせ中
色もばっちりあったところで
吹きつけ
穂先をパールホワイトに・・・
まずはウレタンホワイト吹きつけ中
石突きを、濃い赤・ロットはメタリックレッド・穂先はホワイトパールで希望です。
まずは石突きから、早速色を調色していきます。
ばっちり合わせます。(写真左上)
石突きを研磨して吹いて行きます。
(写真右上)
ロットはメタリックレッドにカラーリングしたので、次は
穂先の色付けです。
穂先70cmをホワイトパール希望でしたので、メタリックレッド部分をマスキングしていきます。
穂先部分をウレタンホワイトで着色中
(写真右下)
職人さん、手が短いので、穂先を吹くのに苦労していました。
まだまだ先は長いぞ!
只今60%進行中かな? -
●本日の塗装屋ドットコム 2007/12/9
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●本日の塗装屋ドットコム 2007/12/11
石鯛竿のリペイント05
その後、クリヤー2回目吹き。
ウレタンクリヤーは10:1タイプ 10:1:7の混合配合で希釈します。
エアブラシで吹く場合ちょっと濃いかな?って感じの粘度で(FSA−05) 吹いて行きます。
クリヤーは吹き重なるごとに、高級感が増してきます。
朝一でクリヤーを吹き、夕方まで乾燥室で乾燥させ、夕方最後に3回目のクリヤーを吹きました。
通常クリヤーは2回でOKなんですが、石鯛(磯)なのでキズや打コンに耐えられるように
コーティング回数を多くしました。
いいっすね〜!
メタリックレッドと穂先のパールホワイトがいい感じです。
このカラーバランスで、石鯛の小さなアタリを確実に捕らえることができるんでしょうね!
しっかり乾燥させ完成となります。
完成が待ち遠しいです。
今回使用した塗料(ロット編)
1.密着剤
2.ウレタンメタリック
3.ウレタンクリヤー
4.パール粉
5.ウレタンホワイト -
●本日の塗装屋ドットコム 2007/12/12
石鯛竿のリペイント06
最終工程バフ掛けをして、 石鯛竿完成〜
かっこよく仕上がりました。
○木さまのイメージした、仕上がりになったと思います。
個人的に、思った以上に大変なリペイントでしたが
完成してみると、メタリックレッド・パールホワイトのバランスが最高に良いです。
結果的に3色の色わけになりましたが、
納得の一品です。(^_^)
○木さま、これで5kgオーバーの石鯛釣り上げちゃってください。その際はお写真を忘れなく・・・
長い間お預かりしてご迷惑お掛けいたしました。
上品な仕上がりになっています。