REPAINTダイニングテーブルリペイントの再塗装

おもしろ塗装工房は各種製品のリペイント・再塗装を承ります。

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※電話でのリペイント見積もり依頼は、受け付けておりません。

お客様の要望

長年愛用していたダイニングテーブルを再塗装(再生)して欲しい。
  • ■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.1  2010/10/13


    • キズや打痕が目立ちます。

    • 表面も白く劣化しています。
    長年使用していた、ダイニングテーブルをリペイントしたいとの要望です。
    今のテーブルと同じ色目での再塗装です。

    すでに表面は白く劣化しています。
    打痕も目立ちますね!
    このテーブルをリペイントしていきます。
  • ■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.2 2010/10/15

    まずは、ベルトサンダー#180でバリバリトップコートを研磨していきます。(写真左上)
    このテーブルはナラの無垢材なので、削っても再塗装が可能になります。
    高級テーブルって無垢材を使っているので
    新たに再塗装することが出来るんです。

    プリント物や合板では再塗装は難しいです。

    長年使用していた塗幕はちょっとやそっとじゃ削れません。(やっと1/3ってとこかな写真右)

    見て!この削り粉(写真左中央)
    ちょっと研磨しただけでこんなにでるんですね!

    最後に小口(サイド)も手で研磨していきます。
    ん〜手が痛い!!

    • ベルトサンダーで研磨中



    • 数時間掛けて塗幕を綺麗に削りました。

    • こんな感じ・・・
  • ■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.3  2010/10/19





    今日はワイピング着色です。
    ここでは約70%の色を下地で着けていきます。

    ワイピング(ダークブラウン色)を一気に刷毛で塗っていきます。(写真上)

    一気にですよ!(写真左下)

    塗り終わったらウエスで綺麗に拭き取っていきます。
    吹き終わるとこんな感じです。(写真右下)

    ワイピングは油性の「とのこ」のようなもの
    木の導管にワイピングを刷り込むことで、この後で行う、中塗り塗料の目ハジキを防ぐ役割を果たします。

    乾燥してくると若干白く粉を吹いた感じになります。(写真右下)

    いいぞ!
    ワイピング完成!!
  • ■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.4  2010/10/29

    今日はウレタンサンディング吹きです。 

    スプレーガンは明治F100ー1.5平吹きを使用します。
    やはり大きな物を吹く場合は、口径1.5口径ぐらいを使いたいですね!
    もしくはFINER2-14がイイね!

    ワイピングをじっくり乾燥させると白く粉を吹いた感じになりますが問題はありません。
    そのまま、ホコリを払ってサンディング吹きに入ります。

    ウレタンサンディングは2:1:1.5の割合で混合させ吹いて行きます。
    今日作った量は主液200ml
    2(主液):1(硬化剤):1.5(うすめ液)
    での混合比ということは合計量は450mlということになります。
    うすめ液は、今の時期は夏用で使用します。
    大きなものを吹く場合は、私は冬でも夏用を使用して乾燥を遅くします。遅くすることによって塗料の馴染みを良くしたいからです。
    (写真下)

    木目なりに吹いたのち反転させて
    もう一度同じように吹き、ダブルで吹いています。

    いい感じでしょ!



  • ■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.5  2010/11/05





    今日は一番シビアなカラーリングです。
    その前にベルトサンダーでサンディングです。#400で均等に研磨していきます。(写真左上)
    研磨した後は写真右上のように、白くなりますが問題なし。

    そしてカラーリング!
    下地で70%ほど色を付けたので残り30%をカラーリングで調整していきます。

    最終的な仕上がりは、7分消しのウレタンフラットで行うため、薄めに作った7分消しフラットの中にステインのブラウン・オーク・ブラックを調色しカラーリングしていきます。この調色作業が一番難しいんだな!
    どれぐらい入れるかは、長年の感といったところでしょうか?
    料理に入れる調味料のようなものです。
    色見本を見ながらの調整です。
    そしてカラーリングです。
    スプレーガンは微粒子化のFM2-05(平吹き)を使用しています。

    一番最初の作業に入る前。天板の色を取ってしまうと色目が分からなくなるので、あらかじめ手板に同色の手板を作っておきました。ちっちゃい手板がそうです。
    (写真下)

    いい感じにカラーリングできました。
    手板とピッタリでしょ!

    ここまで出来ればもう終わったようなもの、次回最終ウレタンフラット吹きで完成となります。
    乞うご期待!
  • ■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.6  2010/11/25

    最後にウレタンフラット全消しを吹いて完成!
    吹いたばかりは艶がありますが、乾いてくると写真下のように艶が引けてきます。

    いいでしょ!!
    完成です。
    キズ・白化現象・打痕等すべて綺麗に直りました。
    これで新品のテーブルと同じ完成度です。

    今回は家具用ウレタン塗料セットですべて対応しました。

    1.下地ワイピング’ダークブラウン色にてワイピング
    2.中塗りウレタンサンディング 2回吹き
    3.カラーリング ウレタンフラットにステインブラウン・ブラック・エローを少々混合させてカラーリング
    4.ウレタンフラット全消し吹き
    以上が大まかな工程になります。

    皆さん挑戦したい方はこのページを参考にテーブルのリペイント挑戦してみたらいかがでしょうか?


    ○○さま大変お待たせいたしました。

    • ウレタンフラット塗装中

    • 完成〜