やってみよう!家具リペイント

家具リペイントの工程
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【家 具 塗 装 簡 単 工 程 表】
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【共通】塗装面の研磨下地処理 [目的:古い塗料を削り落とします。]
180#程度の荒いペーパーで塗装面を削り落とします。出来ればミニサンダーなどの工具があれば、削りやすく綺麗に削れます。無い場合は、蒲鉾の板のようなものにペーパーを巻いて研磨します。
ミニサンダーが無い場合、相当な時間をかけなければ、塗料を研ぎ降ろす事は出来ません。(覚悟してください)
研ぎ降ろしをおろそかにすると、そのまま仕上げに影響が出ます。しっかりと研ぎ降ろしてください。 -
【NO.1】 下地処理
素材を確かめると、相当深い傷があるようです。 ムク材ならどんどん削っていっても問題はないのですが、杢が貼り付けてある素材は杢まで剥がさないように、慎重に少しずつ研磨していきます。
写真はベルトサンダーで研磨していますが、ミニサンダーでもOK(180#ペーパー)で表面の塗膜を削り落としていく。
トップコート(塗膜)を綺麗に削り落とし、木地の状態にまでします。ここまでくれば、後は簡単!! 今回は簡単で綺麗に塗れる、塗装手順をご紹介します。 下地塗り:(ワイピング着色)右下の写真はワイピング着色(泥「ワイピング」のような物を塗っている所)です。その後、ウエスで拭き取ります。
色は3色お選びいただけます。降ろしをおろそかにすると、そのまま仕上げに影響が出ます。しっかりと研ぎ降ろしてください。 -
【NO.2】 中塗り
着色後に、中塗り用サンディング吹き(ガン口径0.8〜1.5)を行います。
サンディングの種類にも寄りますが、弊社のウレタンサンディングは2(主液):1(硬化剤):1〜1.5(シンナー)の割合で希釈して吹いていきます。コツは均等に塗料をのせて吹くことです。
塗料を乗せすぎると、塗料の中の空気が抜け切れず(ピンホール)がでる原因になります。 夏場は温度が高い為特に注意!(夏専用シンナー乾燥の遅いタイプを使用しましょう)
※刷毛塗りでもOK 刷毛塗りのコツは、「目なりに均等に刷毛を動かす」事です。 1日のインターバルを置いて、2回目サンディングを塗ります。 -
【NO.3】 研磨
乾燥後、改めて研磨!右側の写真はベルトサンダーですが、 ミニサンダーでOKペーパー320#〜400#で研磨下地まで研磨しすぎないように注意してください。
(下地まで研磨しすぎてしまう事を業界用語でアンコという) -
【NO.4】 仕上げ
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【NO.5】 完成
2〜3日乾燥させ完成!!作業前(写真左)と比べてみると、違いがひとめでわかります。さあ!!あなたもリペイントしてみませんか?
※使用量:テーブル900×900 1枚塗装するのに必要な量はすべて 販売最低量で対応できると思いますが、 設備・ガン口径・刷毛塗り・技術等によって左右されますので、あくまでも目安としてお考えください。
※工程表:家具塗料を購入された、お客様には、簡単な工程表を同封しております。 基本的な塗装に関しては工程表に沿って塗装してください。 その他不明な点がございましたら、お問い合わせいただければ誠心誠意対応させていただきます。
TEL:054-276-0222 FAX054-276-0223 -
【NO.1】 塗装の工程
180#のペーパーキズを無くす為、もう一度細かなペーパー320#で、木目に沿ってペーパーを当てていきます。荒いペーパーのキズが残っていると、塗料を刷毛塗りした時にペーパーのキズが出てしまいます。しっかりと320#のペーパーで木地調整してください。
指定色のユーロオイルを適量刷毛に付け、目なりに塗っていきます。すばやく塗り、塗ったところからウエス(ぼろきれ)などで、綺麗にふき取ってください。
(この工程は特別な技術はいりません!) 拭取った後、全体に600#のペーパーで研磨していきます。この作業はオイルを塗った際に出来る毛羽立ち取りと、木目の中に削った細かな粉をすり込むことによりよりいっそう木目が際立たせる為の作業になります。
1〜3まではスピーディーに作業を進め、塗った後一日乾燥させます。
次の日に1〜2の作業を繰り返し行ってください。
一日乾燥させて完成となります。更にツヤと深みを出したい方は次の「ワックス塗り」も是非お試し下さい!●ご注意ください●
ユーロオイルを拭取ったウエス(ぼろきれ)などは、自然発火する可能性がありますので一度水に浸してから処分するなど、十分注意してお取り扱いしてください。 -
【NO.2】 更にツヤと深みを出すための工程
使用したウエスは必ず水に浸してから、処分してください。また、使用後そのまま放置すると、発火の可能性がありますので、作業が終了した後は必ず後始末をするようにして下さい。
乾いたウエスで拭いて下さい。 しっとりとした、いい仕上がりになりました。●ご注意ください●
ユーロオイルを拭取ったウエス(ぼろきれ)などは、自然発火する可能性がありますので一度水に浸してから処分するなど、十分注意してお取り扱いしてください。