REPAINTダイニングテーブルリペイントの再塗装
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お客様の要望
長年愛用していたダイニングテーブルを再塗装(再生)して欲しい。- 
■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.1 2011/4/4
 ベルトサンダーがない場合ミニサンダーでもバリバリ研磨できますよ!
 
 
 
 
 
 長年使用していた、ナラ材のダイニングテーブルをリペイントしたいとの要望です。
 今のテーブルと同じ色目での再塗装です。
 
 サイドには、色剥げが目立ちます。
 
 ナラ材の無垢板なので、すべて一旦塗装を剥離してから、次の作業に取り掛かかろうと思います。
 
 
 楽しみですね!
 
 今日からスタートです。
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■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.2 2011/4/5無垢材は、バリバリ塗装を剥がしても問題ないので
 イイね!
 
 突板とかとなると、剥がしすぎると下地のMDFや
 合板が見えて来ちゃうから、トップコートを剥離するときは気を使わなければなりません・・・・
 
 購入するときは高価ですが、何十年後にはまた再生できるのが、無垢材のメリットですね!
 
 さてまずはベルトサンダー#150でトップコートをバリバリ研磨したので、今日はサイドの小口部分をミニサンダーで
 色を落とし、最後に#320で馴らして行きます。
 木地調整とも言います。
 (写真左上)
 
 ベルトサンダーの無い場合ミニサンダーでもトップコートは研磨できます。
 
 研磨完成〜
 
 これでようやく下地からスタートできます。
 
 この作業意外と手間がかかるんだ!! 
 
 
 ミニサンダーで小口研磨中
 
 トップコート研磨完成!!木地って意外と白いんだね!
 
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■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.3 2011/4/7 
 1見本となる手板にチェック!
 
 2ワイピング開始!
 
 3塗った後はウエス(布)で拭取ります。
 
 4
 
 5半分まで終わりました。
 
 6残りを塗って拭取ります。
 
 7最後に綺麗にワイピングを拭取って、下地処理(着色)は終了です。
 
 (写真1)
 家具用の専用見本帳にチェックを入れます。トップコート剥がしたら色が分からなくなるからね!
 
 ワイピングのダークブラウン色を刷毛で塗っていきます。
 ワイピングとは泥の中に着色剤が入っている塗料だと思ってください。
 
 ワイピング(泥)を木の「導管」の中に埋めることによって、着色効果と、後の中塗り(ウレタンサンディング)のメハジキをなくす役目を果たしますので、たっぷり塗って刷毛でよく扱き、しっかりとウエスで拭取ることがこの作業の肝となります。
 
 木目なりにワインピングを塗っていきます。
 ワイピング作業の場合、特に大きなものの作業を行う場合
 出来れば、1/4ぐらいずつ少しずつ塗っては拭き取り塗っては拭き取りという作業を繰り返していきます。
 写真23456
 
 ワイピングを拭取ったあとは塗れ色のいい感じなっていますが
 ワインピングが乾燥してくると
 白く粉が吹いたようになってきますが、問題ありません
 次回中塗りサンディングを吹けば塗れ色に戻ります。
 
 次の作業までにワイピングをじっくり乾燥させましょう。
 
 
 ※ワイピングは木の種類や染込ませ方によって色が変わります。
 ナラ材のような固めの素材は、ワイピングが染込みずらいので
 濃い目のワイピングを使用しても、薄く色が付く程度となります。
 また、セン材やタモ材の場合は塗料が染込みやすいため
 濃い目に仕上がります。
 同じワイピング色を使用しても、木質によって色目が変わりますので、ご注意を・・・
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■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.4 2011/4/11今日はウレタンサンディング吹きです。
 
 ウレタンサンディングとは家具の中塗り用
 塗料になります。
 
 
 主液400ml硬化剤100ml薄め液200ml
 合計700ml 塗料を作りました。
 
 まずは木目に沿って吹いて行きます。
 写真1
 
 使用スプレーガンは明治F−100G(チューリップパターン)1.3口径を使っています。
 
 たっぷり目に吹いて行きます。
 最後に小口もしっかりと吹いて・・・
 写真4
 
 吹いた後は多少の凸凹はありますが
 乾燥後にはほどよいオープン仕上げになるので
 サンディング吹きは一回で止めております。
 
 <オープン仕上げとは>
 塗幕の表面が凸凹している塗装
 木目に塗料が落ち込んで手で触ると
 多少、木目の質感を感じる塗装のことを意味します。
 
 <クローズ仕上げとは>
 表面がつるっとしていて、木質の凸凹が無いのが特徴です。
 たとえば勉強机とかピアノとかに施してある塗装です。 
 1ウレタンサンディング吹き
 
 2使用ガン 明治F−100G1.3口径
 
 3
 
 4
 
 5こんな感じになるまでたっぷり目に吹いて行きます。
 
 かといって、たっぷりすぎても塗料の中に混ざる気泡が抜ける前に乾燥してしまい、ピンホールの原因になりますので
 その塗料の載せ加減が重要です。
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■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.5 2011/4/14 
 1サンディングじっくり乾燥させました。
 
 2こんな感じにイイ目痩せしています。
 
 3ベルトサンダーで#400〜#600
 
 4研磨完成〜 真っ白です。
 
 
 サンディングもたっぷり吹いても目痩せします。 前回の5の用にたっぷり吹いても
 2こんな感じまで目痩せします。
 これでよいのですよ!
 
 3ベルトサンダー#400で平らにならした後
 #600に変えて均して行きます。
 
 4小口は手で研磨して研磨完成〜
 
 こんな真っ白になっちゃうんです。
 今回の研磨する工程は、
 塗料の凸凹を取るためと、トップコートの密着をよくするための重要な工程でもあるため、
 神経を使う作業となります。
 
 研ぎすぎて下地のカラーを取らないように少しずつ調整しながら研磨していくのです。
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■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.6 2011/4/18今日は最終工程カラーリングです。
 
 ウレタンフラット艶消しにステインを混ぜ込んで
 見本のカラー色に調色していきます。
 
 ウレタンフラット200ml:専用硬化剤50ml:
 薄め液冬用(状況によって変える):200ml
 ステイン茶・ブラック・エロー・マホガニ
 以上の色を調合し見本に近づけていきます。
 
 ステインの入れる量は、長年の勘とでもいうのでしょうか?
 料理で言う調味料を足していく感じ。かな?
 
 
 まずは手板でテストして色目がピッタリだったのでカラーリングスタートです。
 写真1
 
 カラーリングは明治FM−2 G05で少しずつ吹いて調整していきます。
 
 
 木目には接ぎがあるので、微妙に色の違いを調整しながらカラーリングしていくのです。
 しっかりと木目に沿ってカラーリングしていきます。
 
 
 完成間近!! 
 1カラーリング中
 
 2カラーリング完成!
 
 3こんな感じ!
 
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■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.72011/4/20 
 1ウレタンクリヤー吹きつけ中
 
 2
 
 3ウレタンフラットはテーブルや家具によく使われています
 
 
 見本が弊社の全けしと同じだったのでウレタンフラットの全消しをチョイス。
 4:1:2の混合比で希釈して明治F100ー1.3口径スプレーガンで
 吹いて行きます。
 
 木目に沿って吹いて行きます。
 写真1
 
 ゆっくり確実に塗料を載せていきます。
 写真2
 
 テーブルを反転させもう一度同じように吹いて行きます。
 
 この工程で注意する点は、まず塗料を均等に載せるということ、
 均等でないと、艶ムラになることがあります。
 同じ速さで均等に吹くように心掛けています。
 写真3
 
 いいぞ〜
 吹いたばかりは艶が出ていますが
 乾くといい感じの艶になるんですよ!
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■ダイニングテーブルリペイントの再塗装 NO.8 2011/4/21完成〜
 
 昨日吹いたウレタンフラットが乾燥したら艶が引け
 こんなにイイ艶になりました。
 
 いいね〜
 
 〇〇さま
 大変お待たせいたしました。
 命を吹きかけたダイニングテーブル完成です!
 
 なんとかゴールデンウィークまでには間に合わせることが出来ました、よかった〜
 
 これからも、このテーブルで、たくさんの想い出作ってくださいね!
 
 もう少し乾燥させてからの出荷となりますので今しばらくお待ちくださいませ。 
 1小口のキズもすべて治りました
 
 2イイ艶だね!
 



























 
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                       
                                      