自転車フレーム マジョーラアンドロメダ塗装
お客様の要望
塗膜はこちらで剥がします。
■本日の塗装屋ドットコム リペイント2
本来であるなら剥離剤を使って剥離するか?
ミニサンダー布ペーパー#180→#320やグラインダーで削って行くのが一般的です。
という事で今日は下地のウレタンサフェーサー吹きです。
弊社ウレタンサフェーサーは防錆効果ややアルミ鋼板に対する密着性・耐ブリスター性に優れているので、直接ウレタンカラーを吹くよりは、下地からの錆を抑えるという意味では、必ずサフェーサーは吹いてほしいです。
ウレタンサフェーサーは10:1:7の混合比が一番綺麗に吹ける目安となっています。
今回は主液100ml:硬化剤10ml:薄め液冬用70ml
合計180mlを作りました。
それを越し紙で濾したのち
明治F-55(平吹きタイプ)にて吹いていきます。
※濾し紙の役目は塗料の中にも若干不純物が混ざっている時があるため、できるだけ純な状態で塗装するとよいです。
吹き方は、まずは見えずらい底の部分から吹いていき、最後に一番見える(目立つ)個所を吹いて終了となります。
合計180mlでぎりぎり吹けた位です。
写真①
写真②(濾し紙で塗料を濾しています)
写真③
■本日の塗装屋ドットコム リペイント03
ウレタンサフェーサーを吹いた後は、翌日次の作業に取り掛かれます。
今回は数日乾燥させて次の作業に取り掛かりました。
#布ペーパー#400にて研磨。
これは、サフェーサーを吹いた時についたブツやホコリを取り除く意味と次に吹くためのウレタンブラックの密着をよくするための足付けの意味もあります。
写真①
その後アンドロメダを吹くためのウレタンブラックの準備です。
マジョーラアンドロメダを吹くには下地にブラックを吹く必要があります。
ウレタンブラックを10(主液):1(硬化剤):7(うすめ液)夏用使用
100mlセットだと
主液100mlに対し硬化剤10mlうすめ液70ml
塗料の調合合計量180mlになります。
今回は主液100mlでも少々余りました。
塗料は必ず濾し紙で濾すこと。
吹く前には足付けで出た研磨粉を必ずエアー払いをしてください。
まず吹きづらい下側からフォークを逆さまにして吹いていきます。
その後はフレームを起してぶら下げて吹いていきます。
イイね!
写真①
写真②
写真③
■本日の塗装屋ドットコム リペイント04
マジョーラアンドロメダ原液8mlを5倍ほどうすめ液(冬用)で希釈し、40ml程度にします。
今日の使用ガンは明治F-55(平吹きタイプ)
このスプレーガンは塗料調整が繊細ということと、エア量が少なくても塗料が付着するため
塗料の飛散が少ないから、
今回のような高額なマジョーラを吹くには最適なスプレーガンといえるでしょう。
個人的によく使うスプレーガンのひとつです。
少しずつ何度もカラーリングしていきます。
まずは下側部分をフレームをひっくり返して
吹いていきます。
フレームをいろいろな角度から見て吹き残しが無いかをチャックしていきます。
今回は、マジョーラアンドロメダ使用8ml×2本で若干余りました。
マジョーラを吹いた時は若干艶が引けますので、この後ウレタンクリアー吹いて
艶を出していきたいと思います。
写真①
写真②
■本日の塗装屋ドットコム リペイント05
ウレタンクリアーは10(主液):1(硬化剤):7(薄め液)の混合比で吹いていきます。
弊社ウレタンクリアーは吹き肌が綺麗で、塗料が黄色くならない「無黄変タイプ」
なおかつ「焼き付け」も出来るし、「常温乾燥」もOK、完全乾燥後はバフ掛けもOKということで、たくさんのお客様に愛用していただいておます。今回は主液200ml作りました。
という事は主液200ml硬化剤20ml薄め液夏用140ml
合計360mlになりました。
これを明治F-55(平吹きタイプ)にて吹いていきます。
写真①
吹き方は前科と同じ目立たない部分から吹き始め、最後は一番目立つ部分を吹きます。
塗料の載せ方は、垂れない程度にタップリと・・・吹いていきます。
写真②
合計360mlでフレームを吹くのにちょっとだけ余りました。
翌日もう一度ウレタンクリアー
を吹きました。
写真なし・・・
吹き方は前回と同じです。
ウレタンクリアーは翌日に2回目を吹く場合足付けなどは必要ありません。
1週間以上乾燥させてしまった場合は、#1000~#2000で軽く足付けをしてから吹いてください。
写真①
写真②
■本日の塗装屋ドットコム リペイント06
すみません・・・写真撮り忘れました(^_^;)
クリアーを吹いた時に付着したブツを
#2000の耐水ペーパーで軽くブツ取りをして
ウエスに染み込ませたコンパウンドにて艶が出るまで磨いていきます。
よ~し綺麗に仕上がりました!!
完成~~~
写真①・写真②
○○さま
大変お待たせいたしました。
お子様の誕生日に生き返った自転車をプレゼントしてください。
ご依頼ありがとうございました。
写真①
写真②